スペインの主要都市を妹と一緒に8日間旅行したこともあります。訪れた都市はマドリード、バルセロナ、グラナダ、コルドバ、セビリア、トレドです。旅行の目的は観光ですが目的地にスペインを選んだのは、なんといっても歴史のある国で魅力的な観光スポットに溢れていること。これまでヨーロッパのいくつかの国を旅行してきましたが、テレビや旅行ガイドなどを見てずっと気になっていたスペインには行く機会がなかったので、長期休暇が取れたのを利用して観光することにしました。
スペインの中でも独自の文化を持つバルセロナでは、ガウディの建築で有名なサグラダ・ファミリアやグエル公園、カサ・バトリョなどを訪れましたが、どの建造物も異彩を放つ景観デザインなのがとても印象的でした。昼食で食べたサルスエラ（魚介のブイヤーベース）が絶品だったので、訪れる方はぜひ食べてみてほしいです。首都マドリードではスペイン広場、王宮、プラド美術館などを訪れ、夕食には伝統料理のパエリアを食べたり、人気のタパスをいくつか回って小皿料理を楽しんだりしました。そのほか有名なグラナダのアルハンブラ宮殿、コルドバのメスキータ、セビリアのスペイン広場や大聖堂、トレドの旧市街などを訪れましたが、どの街も独特の文化や雰囲気を持っており食べ物もおいしかったのが印象的です。
スペインは訪れたどの街も独特な雰囲気を持っている印象的でした。特に南部のアンダルシア地方にはアラブ（イスラム王朝時代）の建築物が残っており、他のヨーロッパの国には見られないようなエキゾチックな雰囲気に包まれていました。またスペインはとにかく観光スポットが豊富なので写真をパシャパシャ撮りまくっていました。絵になる被写体が多いのでカメラ好きな方にもオススメの旅行先です。
またスペインは想像以上に食べ物がとてもおいしかったです。オリーブオイルの大生産地なので、新鮮で良質なエキストラバージンオイルが安く手に入ります。食事の際にはパンにバターではなくオリーブオイルに塩を振ったものをつけて食べたのがとてもおいしかったので、帰国してからもこの食べ方にハマっています。スペインは人も温かい雰囲気（しかもなぜか男性がイケメンだらけ！）でとても感じが良かったです。英語が思ったより通じたのでスペイン語はカタコトでもショッピングや食事もスムーズにできました。とにかく素晴らしい思い出ばかりで絶対にまた訪れたい国スペイン。次に行くときはぜひサッカー観戦をしたいです。
旅行中はガイドブックなどを読んで心配していた窃盗や引ったくり、置き引きなどの犯罪にも遭わず特に大きなトラブルはありませんでした。しかし…スペイン旅行に行く前にぜひ知っておいたほうがいいこと、それは「夏がとても暑い」ということです。暑いというより「熱い」という表現がぴったりなほどの猛暑でした。特に南部のアンダルシア地方は照りつける太陽がギラギラ。
道端の猫が日向ぼっこならぬ「日陰ぼっこ」をしていました。日本の夏のジメジメした暑さとは違って空気が乾いているので少し感覚が違うのですが、とにかくフライパンの上にいるかのように熱い。汗をドバドバかきながら観光していました（ただし空気が乾燥しているので意外とベタベタしませんし、日陰に入ると比較的涼しいです）。ということで夏の観光中はペットボトルの飲み物が欠かせません。スーパーや街中でしょっちゅう水を購入して飲んでいました。観光地の売店やレストランで水を買うと高めなので、スーパーで購入しておくと安くてお得です。お茶などさっぱりしたものがあまりないので、麦茶やほうじ茶パックなど持って行くと便利だと思います。
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