新婚旅行で行ったニューカレドニア

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新婚旅行はニューカレドニアへ

旦那と2人で、5泊7日の新婚旅行はニューカレドニアに行きました。ツアーには参加せず、自分たちで好きな旅程を組んで楽しみました。ヌメアのホテルを拠点にしました。雨の日はホテル近くのラグーン水族館や市内散策、晴れた日は離島でダイビングや水上スキーをする予定で行きました。これまで海外旅行は東アジア、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカと多く行っている方だと思いますが、歴代行ったどの場所よりもダントツで素敵な旅行でした。

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フランス領ということで、ホテルでも飲食店でも出店でも、食事はどれも絶品でした。マルシェという朝市で現地のフルーツ、パン、お魚を購入し、ホテルの部屋のキッチンで調理して食べました。外食だと海外なので女性にとっては量が多い場合もありますが、お店の方が「多いよね?無理に食べなくて大丈夫よ?」と声をかけてくれました。日本以外でこれほど気遣ってくれうような言葉掛けをされたことがないので驚きました。

観光場所で良かったのは、F.O.Lの丘とメトル島です。F.O.Lの丘からはヌメアの市街地と港を一望できます。異国感満載で、どの時間帯に行っても景色が綺麗で、写真を沢山撮りました。メトル島はヌメアからボートでいける無人島です。真っ白な砂浜に真っ青な海、ハイビスカスが咲いている美しい島です。探索すると謎のモニュメントや誰もいない砂浜などがあり楽しかったです。

歩いていると、街の人が日本語で「ニューカレドニアへようこそ?」「楽しんでね」と手を振ってくれたり話しかけてくれます。どうしてみんな私たちが日本人だとわかるんだろうと疑問に思い、カフェの店員さんに教えてもらいました。「ニューカレドニアはマナーが良いごく少数の国の人しか入国できなくて、アジアだと日本人だけ。観光業で成り立っているわけじゃないからそういう選別ができる」とのことでした。褒められるような気がして嬉しかったです。

また、日本語が上手な人が多く、街中で迷子になった際には度々助けてもらいました。バスで降り遅れた際には、バスの運転手さんがわざわざ降りて「あのバス停で待っていれば戻れるよ」と教えてくれました。そのバスの乗客を待たせてしまって申し訳ないと思いましたが、みんな笑顔で手を振ってくれました。なんでこんなに余裕があるのかとタクシーの運転手さんに聞いたところ、「ニッケルで外貨を稼いでいるから、中学卒業したらそのまま働かないでのんびりしている人が多い」「雨が降ったら雨宿りすれば良いだけだから傘が無い、そのくらいのんびりしてる」とのことでした。カルチャーショックですが面白かったです。

恥ずかしかったエピソードとして、私は全く泳げず、自力で浮かぶこともできないカナヅチだったので、メトル島でウミガメを見られるダイビングへの参加は断られてしまいました。ダイビングには旦那だけ参加しました。

旦那を待っている間、仕方なく1人浮き輪で沖の方をプカプカと浮かんでいたのですが、現地の方に遭難している観光客だと思われてしまい「日本人が流されてる!」と陸のほうで少し騒ぎになってしまいました。施設の警備の方が救護に来てくれようと準備を始めてしまっているのに、英語やフランス語で大丈夫です、が咄嗟に出てこなくて、「ノープロブレム!アイムオッケー!」と連呼しました。意味が伝わったところで笑い声が聞こえました。非常に恥ずかしかったです。でも現地の方も観光客の方も、皆さんとてもおおらかで優しいなと感じました。

ちなみに旦那と一緒に浜辺の飲食店に入った際には「さっき遭難していた日本の子だね!」と観光客の方からジュースまで奢ってもらいました。今でもよく旦那と思い出しては笑っています。

休日の日帰り旅行で最近はお茶を濁していますが、また、あの海を見てみたいものです。

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