昔から海外旅行が好きで、長期休暇が取れる度に国外に行くようにしています。独身時代、親戚が住むアメリカ合衆国コロラド州に１週間訪れました。
いつも１人で訪れるのですが今回は妹も一緒に来てくれたのでつまらないフライトもとても楽しく過ごす事が出来ました。今回で５度目の訪問でしたが、妹にとっては初めてのコロラド州なので、今まで私も行った事が無かった観光地にも訪れるなど面白い経験が出来満足しました。
コロラド州は自然が多く山に囲まれたとても美しい場所です。また、通称マイルハイシティと呼ばれており、非常に標高の高い場所です。また、基本的に乾燥した気候である為とても過ごし易く、外でのアクティビティをしても日本の様に汗でダクダクなんて事はありませんでした。今回はキャンプに何度か行きましたが、その際にはラフティングを経験しウォーターアクティビティを堪能しました。そびえ立つ様な山々の間をラフティングをしながら降りていくというとてもスリリングな経験が出来大満足でした。
食事は基本的にお肉中心のメニューでした。しかし、ニューメキシコ州とお隣同士であるという事も影響し、ニューメキシコ料理・メキシコ料理が主であるという印象を受けました。グリーンチリやハラペーニョ等のスパイスを何にでも入れて食べるという感じでした。
コロラド州のみに限りませんが、無料のイベントが多い事にとても驚きました。無料のコンサート、無料でアイスクリーム配布などとても太っ腹なイベントが多いと感じました。今回の旅行はアメリカ独立記念日を経験する事が１つの目的だったのですが、予想以上にお祭り騒ぎが凄かったです。７月４日は独立記念日なのですが、ダウンタウンでは前日からコンサートがありみんな陽気に踊ったり、食べたりして思い思いにその時を楽しんでいました。他にも市役所などの建物がきれいにライトアップされ、その後ろに花火が幾つも打ち上げられるなど演出が最高に良かったです。そして、翌日の独立記念日も凄かった！国旗の色である赤・青・白を貴重としたメイク・衣装に身をまとい朝からお酒を飲んでテンション高く踊りまくっている方を沢山見かけました。その日は仕事も忘れ、みんな家族と時間を過ごす事に注力していました。こういった気の抜き方を日本人も真似せねばと感じました。
旅行中に怖いと感じたのは、電波もつながらない森の奥深くでキャンプをした時でした。日本と異なり森がとても深く、何だか迷い込んでしまった様な感覚に襲われ、突然不安になりました。一緒に行ったのはみなさんキャンプ慣れしたプロたちなのですが、初めてのキャンプに近い私にとっては気が気じゃなく不安しかありませんでした。
キャンプをする場所を探す途中でエンストしかけたり、道が段々と険しくなり車で進めなくなってしまったりと私の不安が募るばかりという出来事が起こり続けました。しまいにはここって樹海なんじゃないかなんて思う様になり、ほぼ１人でパニック状態になっていました。ですが、キャンプをする場所も決まってテントを張り、キャンプファイヤーも起こすと安心して行きました。携帯電話やTV等の電子機器に縛られる事なく、虫の声を聞いたり空いっぱいの星を眺めるなどとても幻想的な経験が出来ました。
そして、翌朝１人で探索していると自然に出来た木々に囲まれた湖を見つけました。水面に
木々が反射して映し出され、太陽の光でレインボー色になっていました。言葉では表せない美しさでエネルギーをもらった気がしました。日頃忙しいのであまりゆっくり妹と話すことが出来なかったのですが、たっぷり恋愛や仕事のことなど話せたのがうれしかったことをよく覚えています。
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